受賞作品発表

「第7回 販促会議企画コンペティション」は、過去最多となる応募総数2,361点の中から、
審査員、協賛企業による評価に基づき厳正な審査を行い、
グランプリ、ゴールド、シルバーの各賞と、協賛企業の審査による協賛企業賞を決定いたしました。
受賞者コメントおよび審査講評などの詳細は、『販促会議』11月号(10月1日発売)にて、掲載いたします。どうぞご覧ください。

審査の経過

応募総数 2,361点
一次審査通過 256点
(一次審査員14名と各協賛企業による採点の合計値で上位を選出)
二次審査通過
<ファイナリスト>
56点
(最終審査員9名による採点の合計値で上位になったもの、協賛企業が協賛企業賞に該当すると評価したものを選出)

各賞について

ファイナリストの中から、最終審査員9名が最終審査会で協議し、グランプリ1点、ゴールド2点、シルバー3点を決定しました。

また、協賛企業の評価により「協賛企業賞」を22課題各1点ずつ決定いたしました。

グランプリ

養命酒製造 / 40代のお母さん層が「薬用養命酒」を試してみたくなる企画

No.53

本命酒

西岡和也、時井統子、松本卓也、畠山侑子、川波朋子、原田信宏、柴田悠香、井町雅一

ゴールド

NTTソルマーレ 電子書籍 / 電子書籍のことは気になっているけど、利用したことがない20~30代女性に電子書籍を購入してもらうためのアイデア

No.06

マンガ棚風広告

伏見 将輝
» 補足資料

モンテローザ / 「白木屋」「魚民」「笑笑」「千年の宴」で「もう1杯生ビールを注文したくなる」企画

No.48

Adjust Mug

今井 俊希、六車 亮

シルバー

キリンビール / 20~30代のアルコール飲用層が氷結を積極的に購入するプロモーションアイデア

No.16

氷結ストレージ加重

小出 麻由、山下 薫、井上 章、服部 憲、広江 弘二、柳井 翔伍、野澤 香央里

参天製薬 / アイケアの重要性を認識させると共に、ドラッグストアの目薬売場に来たくなる販促企画

No.27

イケ目シール

遠藤 光二、田代 祐介、島峰 藍

ブックオフコーポレーション / 久しぶりにブックオフへ行きたくなる、100万円でできる全国プロモーション

No.44

BOOK OFF書中お見舞い

三島 将裕、野田 紗代

協賛企業賞

アコム / 「カードローンを利用するならアコムにしたい!」と思ってもらえる企画

No.02

ありがとうプロジェクト

安田 孝史

ウォーターダイレクト / ウォーターサーバーを使ったことのない人が「クリティア」なら使いたくなる企画

No.03

水の仕送り

宮下 遊

NTTソルマーレ 電子書籍 / 電子書籍のことは気になっているけど、利用したことがない20~30代女性に電子書籍を購入してもらうためのアイデア

No.06

マンガ棚風広告

伏見 将輝
» 補足資料

エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ BOOKSPOT / 「シーモアBOOKSPOT」の導入をさらに促進するための新たなターゲット(業界)選定とプロモーション企画

No.09

漫☆ルームマンション

實野 圭佑、竹中 貴史

大島椿 / ヘアオイルだけではない「大島椿シリーズ」の魅力を伝え、新規のご愛用者を増やすアイデア

No.10

大島椿しらべ

中沢渉、山本祐揮、八ツ本真衣、岩崎あゆみ

キユーピー / 20~40代の有職主婦が、「ビストロクイック」を一度食べてみたいと思う企画

No.12

フォトプロップス ごはんフラッグ

長田 里子

キリンビール / 20~30代のアルコール飲用層が氷結を積極的に購入するプロモーションアイデア

No.17

明日の氷結

高阪 学

クレハ クッキー マジック / 電子レンジで簡単に手作りクッキーを焼ける「キチントさん チンするレシピ クッキーマジック」を一度使ってみたくなる企画

No.19

回れ!ともだちの輪 クッキーマジックの招待状

秋元 大輔、楠本 恵、中園 裕子、土橋 洋平、栗山 麻由、大窪 光順、寺岡 実樹子、須賀 美樹

クレハ おいしさキープ / ポリエチレン製のジッパー付き保存袋より保存性に優れた素材を採用した「キチントさん フリーザーバッグ おいしさキープ」を一度使ってみたくなる企画

No.21

KUREHA 3D ホログラム

巽 弘樹

サンギ / 「薬用ハイドロキシアパタイト」の名前と価値が伝わる企画

No.24

HEALTHY TEETH HAVE NO BORDER

佐野 渉太、野口 拓史

参天製薬 / アイケアの重要性を認識させると共に、ドラッグストアの目薬売場に来たくなる販促企画

No.28

431万人が動く、巨大イベントに目薬を埋めこむ

北嶋 彩華

ジョンソンヴィル・ジャパン / 食べなければ魅力が分からない新しいタイプのソーセージを食べてみたくなるアイデア

No.29

For Party

佐藤 寛子

東京ドーム / 東京ドームはもちろん、様々な施設を有する東京ドームシティを、まるまる1日楽しめる新しい企画・アイデア

No.31

行っトイレプロジェクト

野瀬 怜奈、松吉 彩、五勝出 拳一、小池 祐輝、森 昭太、小出 鯉子

日興アセットマネジメント / 日興アセットマネジメントが資産運用を考える個人とネット経由で継続的なコミュニケーションができる企画

No.34

投資される街にしよう。REIT×街づくりゲーム

狗巻 準治、塩原 淳平

日清食品 / 今までのカップヌードルシリーズとは違う魅力を持った、トムヤムクンヌードルのさらなる販売促進企画

No.36

トムヤムクンヌードルのなる樹

田中 渓、別所 健太郎

ひかり味噌 / 「無添加 円熟こうじみそ」を購入したことのない主婦層に、商品を購入してもらえる販促企画・アイデア

No.38

無添加みそまる

小出 麻由、山下 薫、井上 章、服部 憲、広江 弘二、柳井 翔伍、野澤 香央里

富士フイルム / 10~20代がスマホの写真をプリントしたくなる販促プラン

No.40

ブカツ本

山崎 正弘

ブックオフコーポレーション / 久しぶりにブックオフへ行きたくなる、100万円でできる全国プロモーション

No.43

ブックオフ で充電。

久冨 哲兵、小森 円士

モンテローザ / 「白木屋」「魚民」「笑笑」「千年の宴」で「もう1杯生ビールを注文したくなる」企画

No.45

モジアソビール

丸山 智子、佐藤 公治、生天目 美郷、冨山 剛、永井 優太郎、菊池千紗

ヤマキ / ヤマキの「めんつゆ」を20〜30代に使ってもらうための、ウマイ使い方や企画

No.51

旦那が惚れた味付けは、これだった。

吉川 朋子、新井 敏永、土橋 千里、上野 健二

養命酒製造 / 40代のお母さん層が「薬用養命酒」を試してみたくなる企画

No.52

16日後の私

橋本 弘平

ローソン / Pontaカード会員がローソンに行きたくなる集客施策

No.56

マイポンタ

松本 彩香、後藤 峻、菊池 藍

審査員講評

嶋 浩一郎 氏(審査員長)

博報堂ケトル 代表取締役社長/編集者・クリエイティブディレクター

審査にあたって決めたクライテリアはまず「人が動くこと」。そして、アイデアに「クリエイティビティがあること」。いままで、見たことない方法で人を動かすアイデアが生まれることが販促会議賞の意義だと思うから。

今回審査をやって痛感したのはネット検索全盛の時代、あらゆる企画に類似の過去企画が見つかる可能性があること。

だけど、審査委員団としては過去の企画に表面上似ているから単純に落とすということにはしなかった。課題解決を真剣に考えてそのアイデアが生まれたというプロセスに重点を置いた。人を動かすためにどれだけ考え抜かれた企画かということだ。

今回から審査員に参加していただいた、実際にBtoCビジネスを手掛けるスープストックの遠山さんからは、実行性以上にアイデア重視でもいいのはという指摘もあったことを記しておく。

石田 琢二 氏

アサツー ディ・ケイ アクティベーション・マネジメント本部
第2アクティベーション・プランニング局 プランニング・ディレクター

今回、嫉妬するような企画は見当たりませんでした。

ひとつには、突拍子もないアイデアのものがなかった。課題によっては同じアイデアの企画がいくつか見受けられる傾向も。

そして、アイデアが小粒な企画が多かった印象です。個人的には小ネタは嫌いではないですが、やはりそれではグランプリは狙えない気がします。どうせ出すなら、デカい企画で、これは買っちゃうわ!って思わせる企画で、審査員を嫉妬させてほしいです。そんな企画なら文句なしでグランプリです。次回も楽しみにしています!

吉柳 さおり 氏

プラチナム 代表取締役/ベクトル 取締役

販促会議企画コンペティションは、回を重ねてきたのでどうしても既視感のあるアイデアが多い。その中で光って見えるのは、もちろん実現性を兼ね備えた上で、企画の「キャラクター」がちゃんと出てるアイデア。

企画に「キャラクター」があるものは実際のところ、アイデアのクリエイティブさだけではなく、インサイトの発見やらさまざまな面でそのブランドでなきゃいけない理由が優れているものでした。今回も審査楽しかったです。

黒澤 高次 氏

博報堂 アクティベーション企画局 クリエイティブ部長/クリエイティブ・ディレクター/行動デザイン研究所研究員

今回も、その企画は実際に「効くか?」、「実現スキームまで含めた優れたアイデアか?」という二つの視点から、楽しく審査した。

過去の受賞作品の蓄積からの学びもあり、全体の打率は一見向上しているように見える。ただ、課題の核心を捉えたキレのあるアイデアで、文句なしのホームラン!というような作品にはなかなかお目にかかれない。

何が足りない?と考えていたら、ひとつ気づいたことがある。やはり芯を捉える偉大なアイデアは、心も体も思わず動いてしまうような、言葉の力と不可分一体だと思う。来年の参考に。

児玉 昌彰 氏

大広 第1ビジネスユニット 統合プロモーション局 局長

まずは、たくさんのご応募ありがとうございました。そして受賞された皆様、おめでとうございます。

今回の最終審査会はいろいろな議論あり、今までにない熱い審査会となりました。ポイントとしては、実現性はもちろん、法制度をクリアしているのか、どこかの実施事例に類似していないか、企画書内できちんとアイデアや切り口が説明できているか等々。

段々とヒートアップし、『この企画にはこんなメッセージが込められている』『こうすれば、さらに光る』など熱く議論し合う楽しい時間となりました。楽しかったということは、良い企画があったという証でしょう。来年もさらに熱い議論になる企画を期待します!

孫 生京 氏

電通 プロモーション・デザイン局 局次長 兼 デジタル・アクティベーション部長

コンペティションとはいえ、実際のセールスに効く企画であるべきなのはもちろんですし、今の消費者が、本当にどう動くかを、複合的な切り口からアプローチすることが創意工夫のカギでしょう。

チャネル環境はもちろん、メディア環境やデバイスがここまで変革してくると、その道筋は単純なものではないはずで、試行錯誤の跡をもう少しみたかったです。

今回も、良く言えば直球勝負、ともすると、複合的な今の消費者の動きをとらえにくい企画になりがちな部分がありました。ともあれ、皆様お疲れ様でした!

遠山 正道 氏

スマイルズ 代表取締役社長

私の小さな会社で販促というものをやるならば、きっと私自身が見られているとヒリヒリ感じながら、楽しく意義あるものにしたい。大企業でもそうあってほしい。

今回の企画が楽しかったのは良いことだ。一方で、はしゃいでいる感も否めない。

販促が企業の本質とちゃんと重なるのは困難だろうか。楽しいことと、売れることと、私自身、企業自身が重なって、正々堂々と朗らかに振りぬける。そんなことが販促企画、で実現したら誇らしい。

中村 洋基 氏

PARTY クリエイティブディレクター

初審査員。「販促」なれば、効果が大事。ってことで、地に足のついた提案が多いなあ、やっぱプロモーションってこうだよね、なんて感心してしまいました。ドカベン岩鬼ばりの悪球打ち、けたぐりばかりの自分を恥じます。

ぼくの最高票は、金曜ロードショーで「ラピュタ」上映中に、みんなが「バルス!」をツイートしたとき、かなりの人がムスカ大佐の「目が、目がぁーっ!」と引用RTするんですね。そこですかさず「そんなあなたに参天製薬!」とレスポンスアドを入れる、というアイデアでした。予選落ちしたけど。10000RTいくでしょこれ。

細川 直哉 氏

ドリル CCO エグゼクティブクリエーティブディレクター

今年は同じような企画ばかり集まってしまう課題が多かったような気がする。課題を選択する嗅覚もクリエイターに必要な能力だ。

「ひとが思いつかないことをやろう」というクリエイティブの根本に立ち返って欲しい。なんでもかんでも拾いにいく優等生的な企画より、「この一点でひとを動かすんだ」という執念に近い強い意思とアイデアが凝縮された企画が「効く」し、結果的に賞に近いと思う。